「赤」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「赤」は小学1年生で習います。「赤」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「あか」
ア:「火事が起きた時の火の色や人間の血のような色の事。
三原色(割合を変えて混合すれば、全ての色を表す事が
できる基本となる三つの色)の一つ。後の二色は、緑と青。
せき。」(例:赤い花、赤飯)
イ:「「ア」と同じ方面にある緋 ・紅・朱・茶・桃色などの総称」
ウ:「「ア」で書いた文字」(例:回答に赤を入れる)
エ:「(革命旗が「ア」の色であるところから)共産主義・共産主義者の
正式でない呼び名。せき。」(例:赤軍)
※共産主義とは、財産の一部または全部を共同所有する事
で平等な社会を目指す体制の事。
オ:「全くの」、「明らかな」(例:赤の他人)
カ:「信号が「ア」の色の時」(例:赤は止まれ)
キ:「「ア」に近い色の味噌」(例:今日の味噌汁は赤だ)
ク:「銅(あかが)ねの略」
ケ:「「ア」の短冊に松・梅・桜が それぞれ組み合わされて
描かれた札」(例:赤短)
コ:「「ア」色系色素であるアントシアンを含んだ「ア」の色をした米」
サ:「小豆(あずき)の実(天皇の住む所で働く女性が使った)」
ス:「ありのまま。むき出しの。誠(本当の気持ち)。
何も付けていない事。せき。」(例:赤恥、赤心、赤裸々)
②「あかい」
ア:「「①-ア」の色をしている」
イ:「共産主義者である」
ウ:「美しい」、「きれい」
③「あからむ(赤くなる)」、「あからめる(赤くする)」
④「北極と南極から最も遠い地球上の点を結んだ物」(例:赤道、赤緯)
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成り立ち |
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会意文字です(大+火)。「両手・両足を伸びやかにした人」の象形と
「燃え立つ炎」の象形から、火の光を浴びる人を表し、そこから、
「あかい」を意味する「赤」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セキ」、「シャク」
訓読み:「あか」、「あか(い)」、「あか(らむ)」、「あか(らめる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「か」、「はに」、「はにゅう」、「わに」
画数
「7画」
部首
「赤(あか、あかへん(赤偏))」
「赤」を含む漢字一覧
部首解説:
「赤」をもとにして、赤い色・物、赤くなる事などの意味を表す
漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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