「起」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「起」は小学3年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おきる」、「おこる」
ア:「起き上がる」、「高く持ちあがる」、「立ち上る」(例:突起、隆起)
イ:「始まる」(例:縁起)
ウ:「生ずる」、「あらわれる」
エ:「盛んになる」
②「たつ」
ア:「立ちあがる」
イ:「出発する」
ウ:「飛び立つ」、「飛び上がる」
③「おこす」
ア:「立てる」、「立たせる」
イ:「建てる」、「作る」
ウ:「始める」(例:起句)
エ:「挙用する(下の地位にいた人を上の地位にとりたて て使うこと)」
オ:「持ち出す」
カ:「自覚させる」
キ:「生かす」、「よみがえらせる」
[起・興の使い分け]
「起」・・・「立ち上がる」、「物事をおこす」
(例:寝た子を起こす、事件を起こす)
「興」・・・「はじまる」、「新たに生ずる」、「盛んになる」
(例:家を興す、国が興る)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(走+巳)。「走る人の姿の象形と立ち止まる足の象形」
(「走る」の意味)と「へびの象形または、胎児の象形」(「へび」の意味
だが、ここでは、「ひざまずく」の意味)から、ひざまずいた人が
「たちあがる、おきる」を意味する「起」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キ」
訓読み:「お(こす)」、「お(こる)」、「お(きる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「おき」、「おこし」、「おこす」、「かず」、「たつ」、「もと」、「ゆき」
画数
「10画」
部首
「走(そうにょう(走繞)、はしる)」
「走」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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