「撫」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「撫」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「なでる」
ア:「手のひらで軽くさわり、繰り返し軽くこする」
イ:「いつくしむ(目下の者や弱い者をかわいがって大事にする)」
ウ:「苦労や骨折りに感謝する」
エ:「何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらわせたり、
心を楽しませたりする」
オ:「物や風などが軽く触れる」
カ:「髪に櫛 (くし) を入れる」
②「うつ(打)」、「手のひらで軽くたたく」
③「おさえる」、「手のひらで軽くおさえる」
④「たもつ(保)(ある状態を変えないで続ける)」
⑤「手に入れる」
⑥「めぐる(巡)」
⑦「おおう(覆)」
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成り立ち |
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形声文字です(扌(手)+無)。「5本指のある手」の象形と「人の舞う姿」の
象形(もと、「舞」の字と同形で「まい」の意味を表したが、借りて(同じ読み
の部分に当て字として使って)、「ない、おおいかぶせる」の意味)から、
「手でおおいかぶせて、なでる」を意味する「撫」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「フ」、「ブ」
訓読み:「な(でる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ただ」、「もち」、「やす」、「よし」、「より」
画数
「15画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「手」、「無」、「覆」
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