「努」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「努」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つとめる(力をつくす、はげむ)」(例:努力)
②「書法で永字八法の1つ。縦画。」(永字八方法とは、漢字の「永」の
字には、書に必要な技法8種が全て含まれているという事を表した言葉)
日本のみで用いられる意味
③「ゆめ(決して)」(多くは下に打消しの語をともなう)
[努・務・勤の使い分け](つとめる)
「努」・・・「力をつくす。」(例:問題解決に努める)
「務」・・・「与えられた仕事をする。」(例:司会を務める)
「勤」・・・「会社などで毎日のように仕事する。」(例:工場で勤める)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(奴+力)。「右手の象形と両手をしなやかに
重ねひざまずく女性の象形」(「捕らえられた女奴隷」の意味)と
「力強い腕」の象形から力を尽くして働く奴隷を意味し、それが
転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「つとめる(力をつくす)」
を意味する「努」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ド」
訓読み:「つと(める)」
常用漢字表外:「ゆめ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「つとむ」
画数
「7画」
部首
「力(ちから)」
「力」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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