「候」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「候」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「うかがう」
ア:「さぐる」、「のぞく」、「様子を見る」
イ:「訪問する」、「ごきげん伺いをする」(例:伺候)
ウ:「占う」、「考える」
エ:「望見する(遠くから眺め見る)」
オ:「診察する」
②「さぶらう(身分の高い人や敬うべき人のそばに控える)」、
「目上の人のそばに仕える」
③「待つ」、「待ち受ける」、「待ち迎える」
④「ものみ(物見)」
ア:「様子をさぐる人」、「見張りをする人」(例:斥候)
イ:「展望台」
ウ:「番所(警備や見張りのために設置された番人が待機する
ために設けられた施設)」
⑤「きざし(物事が起こりそうな気配)」、「しるし」(例:兆候)
⑥「とき」、「おり」(例:時候)
⑦「1年を72区分した5日」
日本のみで用いられる意味
⑧「そうろう(「有り」、「居り」の丁寧語。また謙譲語)」(例:居候)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(人+矦)。「横から見た人」の象形と「まとを
うかがい矢を放つ」象形(「うかがう」の意味)から、人が「うかがう」を
意味する「候」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コウ」
訓読み:「そうろう」
常用漢字表外:「うかが(う)」、「さぶら(う)」、「ま(つ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「きみ」、「きよ」、「そろ」、「とき」、「み」、「みよ」、「よし」
画数
「10画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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