「類/類」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「類」は小学4年生で習います。「類」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順(類) |
意味 |
①「たぐい」
ア:「同族」、「同種」、「仲間」、「同等のもの」(例:同類)
イ:「物事の比較」、「善悪の区別」、「違い」
②「たぐう(同類のものとして肩を並べる、匹敵する)」
③「たぐえる(並べて比較する)」、「比較する」(例:比類)
④「似る」、「似通った先例」、「前例」(例:類例)
⑤「かたどる(物の形を写し取る、ある形に似せて作る)」、「形」
⑥「姿」、「様子」
⑦「のり(法律、規範、おきて)」
⑧「よい(善)」
⑨「みな」、「すべて」
⑩「おおむね」、「大概」
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成り立ち |
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会意文字です(犬+米+頁)。「横線(穀物の穂)と六点(米)」の象形と
「犬」の象形と「人の頭部を強調した」象形(「頭部」の意味)から、
人・犬の顔も米も区別を認めにくい事から、「にる」を意味する
「類」という漢字が成り立ちました。
※「類」は「類」の略字です。
※「類」は「類」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ルイ」
訓読み:「たぐ(い)」
常用漢字表外:「たぐ(える)」、「に(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「とも」、「なし」、「のり」、「よし」
画数
「18画」(類)
「19画」(類)
部首
「頁(おおがい(大貝)、いちのかい(一ノ貝))」
「頁」を含む漢字一覧
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書き順・書き方(類) |
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