「過」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「過」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「すぎる」
ア:「通る」(例:通過)
イ:「度(限度)を超える」、「ゆきすぎる」(例:過度)
ウ:「勝る」、「優れる」
②「すごす(暮らす)」
③「よぎる」
ア:「通り過ぎる」(例:不安が頭を過ぎる)
イ:「立ち寄る」、「訪れる」
ウ:「お目にかかる(「会う」の謙譲語。目上の人に会う事の意味)」
エ:「避ける」、「よける」
④「あやまる」、「あやまつ」
ア:「間違える」
イ:「正しくない」
⑤「あやまり・あやまち(間違い、失敗)」
⑥「責める」、「とがめる(悪いこと・望ましくない事に対して、
注意したり責めたりする、非難する)」
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成り立ち |
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形声文字です(辶(辵)+咼)。「立ち止まる足の象形と十字路の象形」(「行く」
の意味)と「肉を削り取り頭部を備えた人の骨の象形と口の象形」(「えぐる」の
意味だが、ここでは「越」に通じ(「越」と同じ意味を持つようになって)、
「遠方に過ぎゆく」の意味)から「すぎる」、「度(限度)を超す」を意味する
「過」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カ」
訓読み:「あやま(ち)」、「あやま(つ)」、「す(ぎる)」、「す(ごす)」
常用漢字表外:「とが」、「よぎ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「12画」
部首
「辵・辶・⻌(しんにょう(之繞)、しんにゅう(之繞))」
「辵(辶・⻌)」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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