「職」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「職」は小学5年生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「つかさどる(役目・任務として取り扱う)」、「つとめ(任務、義務)とする」
②「つかさ(役目)」(例:官職)
③「つとめ(任務、義務)」
④「くらい(地位)」、「官位」
⑤「働き」、「わざ」、「仕事」(例:職人)
⑥「貢ぎ物(支配者が税として被支配者から取り立てるもの、
属国が君主国に献上する品物)」
⑦「取り立て」
⑧「税」、「税金」
⑨「もっぱら(ひたすら、主として)」
⑩「しるす(書きつける、覚える)」
⑪「くい(地中に打ち込む木の支柱)」
日本のみで用いられる意味
⑫「シキ(大宝令で定められた役所の1つ)」(例:中宮職)
|
|
成り立ち |
|
形声文字です(耳+戠)。「耳」の象形と「枝のある木に支柱を添えた象形
とはた織りの器具の象形」(はたをおるの意味だが、ここでは、「識(ショク)」
に通じ(同じ読みを持つ「識」と同じ意味を持つようになって)、「他と区別
して知る」の意味)から、よく聞きわきまえる事を意味し、それが転じて
(派生して・新しい意味が分かれ出て)、「細部までわきまえ努める仕事」
を意味する「職」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ショク」
常用漢字表外:「シキ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「つかさ」、「つかさど(る)」、「つと(め)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「つね」、「もと」、「よし」、「より」
画数
「18画」
部首
「耳(みみ、みみへん(耳偏))」
「耳」を含む漢字一覧
|
書き順・書き方 |
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |