「預」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「預」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「あらかじめ(前もって)」(例:預言)
②「あらかじめする」
③「あずかる」
ア:「人や物をあずかる」、「保管する」、「引き受ける」
イ:「関わる」、「関与する」
④「あずける」(例:預金)
⑤「やすんずる」
ア:「安心する」
イ:「満足する」
ウ:「安心させる」
エ:「あなどる(甘く見る、軽く見る)」
⑥「楽しむ」
日本のみで用いられる意味
⑦「あずかる」
ア:「受ける」
イ:「こうむる」
1、「恩恵(幸福や利益をもたらすもの)を頂く。」
2、「災いなどを身に受ける」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(予+頁)。「機織(はたおり)の横糸を自由に走らせ通す
為の道具」の象形(「のびやか」の意味)と「人の頭部を強調した」象形
(「かしら・頭部」の意味)から、顔が伸びやかになる事を意味し、それが
転じて(派生して・新しい意味が分かれ出て)、ゆとりをもって
「あらかじめ」を意味する「預」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヨ」
訓読み:「あず(かる)」、「あず(ける)」
常用漢字表外:「あらかじ(め)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「さき」、「ふさ」、「まさ」、「やす」、「よし」
画数
「13画」
部首
①「亅(はねぼう(撥棒))」
「亅」を含む漢字一覧
②「頁(おおがい(大貝)、いちのかい(一ノ貝))」
「頁」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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