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「予/豫」という漢字

漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「予」は小学3年生で習います。「豫」は常用漢字外です。)

成り立ち読み方画数・部首書き順(予)
意味

[予・豫の意味]

①「あらかじめ」、「前もって(かねて)」(例:予定)

②「大きい象

③「楽しむ」、「遊ぶ

④「おこたる」、「なまける

⑤「喜ぶ

⑥「ためらう」、「ぐずぐずする」(例:一刻の猶予もない)

⑦「預かる

⑧「関わる

⑨「古代中国の九州の1つ。今の河南省全部と山東・湖北省の1部

[予のみの意味]

⑩「与え」、「賜う(お与えになる)

⑪「われ(我)」(一人称代名詞)

成り立ち

[予の成り立ち]

象形文字です。「機織りの横糸を自由に走らせ通すための道具

の象形から、「のびやかゆるやか」を意味する「予」という漢字が

成り立ちました。また、「こちらから向こうへ糸をおしやるから、

あたえる」の意味も表すようになりました。

[豫の成り立ち]

会意兼形声文字です(予+)。「機織りの横糸を自由に走らせ通す

為の道具
」の象形(「伸びやか」の意味)と「(ゆっくり行動する動物)象」の

象形から「伸びやかに・ゆっくりと楽しむ」、「あらかじめ」、

ゆとりをもって備える」を意味する「豫」という漢字が成り立ちました。

※のちに、略字として「予」を用いるようになりました。

※「豫」は「予」の旧字(以前に使われていた)です。

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読み

音読み:「

訓読み:常用漢字表内はなし

常用漢字表外:「あらかじ(め)」、「かね(て)

※訓読み⇒()の中は「送りがな」

名前(音読み・訓読み以外の読み):
たのし」、「まさ」、「やす」、「やすし

画数

4画」(予)

16画」(豫)

部首

「予」の部首
亅(はねぼう(撥棒))

「亅」を含む漢字一覧

「豫」の部首
豕(ぶた、いのこ、いのこへん(豕偏))

「豕」を含む漢字一覧

書き順(予)
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