「容」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「容」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「いれる」
ア:「器物などの中に入れる」、「盛る」、「置く」
イ:「包む」、「包み込む」(例:包容)
ウ:「受ける」、「受け入れる」(例:受容)
エ:「許す」、「聞き入れる」(例:許容)
②「かたち」
ア:「姿」、「様子」(例:容姿)
イ:「立ち振る舞い」、「身のこなし」
③「形成する(1つのまとまったものを作り上げる)」、
「顔や身なりを整える」、「化粧する」、「飾る」
④「中身」(例:内容)
⑤「ゆとりのあるさま」、「安らかな(穏やかで変わった事がない)さま」(例:従容)
⑥「簡単である」、「やさしい」(例:容易)
⑦「まさに~べし」(推測や当然の意味を表す助字)
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成り立ち |
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形声文字です(宀+谷)。「屋根(家屋)」の象形と「左右にせまるたに・
口の象形」(谷(たに)の意味だが、ここでは、口に通じ(「口」と同じ意味を
持つようになって)、「くち」の意味)から、口や家のように多くのものを
「入れる」を意味する「容」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヨウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「い(れる)」、「かたち」、「ゆる(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いるる」、「おさ」、「かた」、「なり」、「ひろ」、
「ひろし」、「まさ」、「もり」、「やす」、「よ」、「よし」
画数
「10画」
部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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