「版」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「版」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「札(ふだ)(目的とする内容などを簡単に書いて、人に示したり、
渡したりする紙片や木片)」
ア:「木のふだ」
イ:「名簿」、「戸籍簿」
②「いた」
ア:「木材・金属などを薄く平らにしたもの」
イ:「城壁や土塀を築くとき、土を両方からはさむ板」(例:版築)
ウ:「しゃく(芴)(役人が手に持つ板)」
③「字を刻んだ印刷用の板」(例:版木)
④「本・雑誌を製作して販売したり、広く配ったりする事」(例:出版)
⑤「長さの単位。一丈(約3メートル)、また、八尺(約2.4メートル)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(片+反)。「大地を覆う木の右半分の象形」
(「平たい板」の意味)と「崖と右手の象形」(「のしかかる岩のような
重圧を手で「おしかえす」の意味)から、「土塀を築く時、両側から
相互に力を作用させ、土をはさみ突き固める際に使用する板」を意味
する「版」という漢字が成り立ちました。転じて(派生して・新しい意味が
分かれ出て)、「札」、「字を刻んだ印刷用の板」の意味も表すように
なりました。
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読み
音読み:「ハン」
常用漢字表外:「バン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「いた」、「ふだ」
画数
「8画」
部首
「片(かた、かたへん(片偏))」
「片」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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