「支」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「支」は小学5年生で習います。「支」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「ささえる」
ア:「ある状態が崩れないように、もちこたえる(維持する)」
イ:「防ぎ止める」
ウ:「倒れたり落ちたりしないように、何かを当てておさえる」
エ:「精神的・経済的に助ける」(例:支援)
②「ささえ」、「支柱」
③「分かれる」、「離れる」、「分ける」
④「分かれ」、「分かれた物」
ア:「分家(家族の一員が、その所属していた家から分かれて
新しく家を構えること)」
イ:「正式に結婚している夫婦間で生まれていない子供」
ウ:「支流(大もとから分かれた系統)」
エ:「割符(木片・竹片・紙片などに文字を記し、証印を押して二つ
に割ったもの)」
⑤「えだ」、「草木の枝」
⑥「手足」
⑦「十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称)」
⑧「払う」、「支払う」(例:収支)
⑨「計算する」
日本のみで用いられる意味
⑩「支那(中国に対する旧呼称)の略称」(例:日支)
⑪「つかえ(物事の進行を妨げるような事情)」(例:差し支え)
⑫「つかえる(先へ進めない状態になる、とどこおる、ふさがる)」
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成り立ち |
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象形文字です。「竹や木の枝を手にする」象形から、「ささえる」、
「枝を払う」、「分ける」を意味する「支」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シ」
訓読み:「ささ(える)」
常用漢字表外:「か(う)」、「つか(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「なか」、「もろ」、「ゆた」
画数
「4画」
部首
「支(し、しにょう(支繞)、えだにょう、じゅうまた(十又))」
「支」を含む漢字一覧
部首解説:
「支」をもとにして、「枝分かれする」の意味を表す漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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