「宗」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「宗」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「みたまや、おたまや(祖先の霊や身分・地位の高い人の
霊を祭る家屋)」(例:宗廟)
②「もと(物事の起こり、始まり)」
ア:「祖先」(例:祖宗)
イ:「本家」(例:宗家)
ウ:「おおもと(物事の最も基本となるもの、根源、根本)」
③「むね」
ア:「中心となるもの」
イ:「おさ(長)」、「かしら」、「ある社会や分野で、一番優れていると
認められた人」(例:詩宗)
ウ:「人が見上げて尊敬する者」(例:宗師)
④「よつぎ(あととり)」
⑤「正妻から生まれた長男」
⑥「同一の祖先から出た一族」
⑦「地位・身分などがきわめて高い」、「優れて、価値があり尊敬する」
⑧「まみえる(お目にかかる)」(「会う」の謙譲語)
⑨「諸侯が天子にお会いする。(春にお会いする事を「朝」、
夏にお会いする事を「宗」という。)」
⑩「集まる」
⑪「おもむく(ある場所・方角に向かって行く)」
⑫「仏教の流派(方式・主義などで区別されるもの)」(例:真言宗)
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成り立ち |
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会意文字です(宀+示)。「屋根・家屋」の象形と「神にいけにえをささげる台」
の象形(「祖先神」の意味)から、「祖先の霊を祭る家屋(みたまや)」を
意味する「宗」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュウ」、「ソウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「むね」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かず」、「たか」、「たかし」、「とき」、「とし」、「のり」、「ひろ」、「もと」
画数
「8画」
部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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