「唄」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「唄」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「仏(仏教を開いた釈迦)が行ったよい行いをほめたたえる歌。
また、その歌をうたう事」
日本のみで用いられる意味
②「うた」(同意語:歌)
ア:「音楽に合わせて歌うように作った韻文」
イ:「詩の一体。古詩の一種」
※韻文とは、「一定の規則に従って書き表された文」の事を言います。
[歌・唄・詠・謡・謳の使い分け](うたう)
「歌」・・・「リズム(強弱・遅速等の変化)をつけて声を出す場合」
(例:カラオケで歌う)
※邦楽(日本の伝統的なスタイルを基礎とする音楽)にリズム
をつけて声を出す場合、「歌」の代わりに「唄」も使用できる。
※詩歌にリズムをつけて読む場合は、「歌」の代わりに
「詠」も使用できる。
「謡」・・・「能(日本の舞台芸術・歌いながら舞う劇)の台本(脚本)
に節(区切り)をつけて声を出す場合」
「謳」・・・「褒める」、「主張する」(例:平和な世を謳う、民主主義を謳う)
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成り立ち |
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形声文字です(口+貝)。「口」の象形と「子安貝」の象形(「貝」の意味
だが、ここでは、梵語(ぼんご)「唄匿(ばいのく-法要の初めに身心を
静める意味で唱える曲)」の音訳」から、「仏の賛歌」、「うた」を意味する
「唄」という漢字が成り立ちました。
※音訳とは、漢字の読みを当て字として使って外国語を漢字で
書き表す事。(例:梵語(ぼんご)のbuddhaは漢字で仏陀と書く。)
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読み
音読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「バイ」
訓読み:「うた」
画数
「10画」
部首
「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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