「註」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「註」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ときあかす(筋道・そうなった理由を辿(たど)ってその意味を
明らかにする)。文章・文字・語句の意味を明らかにする。」
(例:註釈)(同意語:注)
②「本文中のある箇所に説明を加える」(例:註釈)(同意語:注)
③「記す。要件(大切な事柄、必要な条件)を記す。」
(例:註文)(同意語:注)
④「ときあかし(筋道・そうなった理由を辿(たど)ってその意味を
明らかにする事)」(例:註釈)(同意語:注)
⑤「本文の下や欄外に書いた、本文を補足する詳しい説明文」
(例:頭註、脚註)(同意語:注)
⑥「くどい(同じようなことを繰り返して言ったり長々と続けたりして
しつこい・うるさい)言葉」
※「註」は「注」に書き換えられる。(例:註文⇒注文)
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成り立ち |
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形声文字です(言+主)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつし(慎・謹)んで)言う」の意味)と「火を灯す台の皿の上
で火が燃えている象形」(静止している火から、「止める」の意味
だが、ここでは「注(シュ)」に通じ(同じ読みを持つ「注」と同じ意味
を持つようになって)、「注ぐ」の意味)から難しい言葉に易しい
言葉を注いで「ときあかす」を意味する「註」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「チュウ(チウ)」、「チュ」
訓読み:「ときあか(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」、「とき」、「のぶ」
画数
「12画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
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「主」、「注」
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