「臨」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「臨」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「のぞむ」
ア:「見下ろす」、「上から下を見る」
イ:「身分の高い者が低い者の所へ行く」(例:親臨)
ウ:「人が自分の所へ来る事の敬語」(例:来臨)
エ:「直接、その場に出向く」(例:臨検)
オ:「出来事に直面する(目の前にする)」
カ:「及ぶ」、「その時になる」
キ:「治める(世の中や家の中を秩序(法律・決まり)のある
状態にする」、「支配する」(例:君臨)
ク:「出向いて、反乱をしずめる」
②「写す(まねてそのとおりに書く、作る)」(例:臨写)
③「見晴らし台のついた戦闘に用いる車」
④「易の六十四卦の1つ。進み迫るさま」
⑤「葬式の時に、棺にとりついて声を上げて泣く礼儀作法」
[望・臨の使い分け](のぞむ)
「望」・・・「希望する、遠くを眺める。」(例:転職を望む、富士山を望む)
「臨」・・・「そこへ行く、近くにある。」(例:会議に臨む、湖に臨むホテル)
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成り立ち |
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会意文字です(臥+品)。「しっかり見開いた目」の象形と「のぞきこむ人」
の象形と「とりどりの個性を持つ品」の象形から、とりどりの個性を
持つ品をのぞき込む事を意味し、そこから、「のぞむ」、「みおろす」
を意味する「臨」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「リン」
訓読み:「のぞ(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「み」
画数
「18画」
部首
「臣(しん)」
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