「穂/穗」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「穂」は中学生で習います。「穗」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ほ」
ア:「穀物の茎の実のつく部分」(例:穂先)
イ:「ほのような形をしたもの。ともしび(ともした火)などを言う」
(例:一穂(いっすい)のともし火)
ウ:「槍・筆など、とがっている物の先の部分」
エ:「接ぎ木・挿し木に使う芽のついた小枝」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(禾+恵(惠))。「穂の先が茎の先端に垂れかかる穀物」
の象形(「稲」の意味)と「糸巻きの象形と心臓の象形」(「いちずな心を傾ける・
めぐみ(幸福・利益をもたらすもの)」の意味)から、穀物のめぐみを意味し、
そこから、「ほ(穀物の茎の実のつく部分)」を意味する「穂」という漢字が
成り立ちました。
※「穂」は「穗」の略字です。
※「穗」は「穂」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「スイ」
訓読み:「ほ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「お」、「のり」、「み」、「みのる」
画数
「15画」(穂)
「17画」(穗)
部首
「禾(のぎ、のぎへん(ノ木偏))」
「禾」を含む漢字一覧
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