「審」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「審」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つまびらかにする」
ア:「詳しく知る」、「細かい所まで知りつくす」
イ:「明らかにする」、「はっきりと理解する」
ウ:「詳しく調べる」、「詳しく考える」
②「つまびらか」
ア:「詳しい」
イ:「物事の細かい所まではっきりしている」、「明らか」
ウ:「きちんとしている」、「正しい」
③「裁判の対象になる事実関係および法律関係を裁判所が取り調べて
明らかにすること」(例:審理)
④「物事が正しいか・正しくないかや優劣などを判定する人」(例:審判員)
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成り立ち |
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形声文字です。「屋根・家屋」の象形(「屋根・家屋」の意味だが、
ここでは、「探(シン)」に通じ(同じ読みを持つ「探」と同じ意味を持つ
ようになって)、「さぐる」の意味)と「種を散りまく象形と区画された耕地
の象形」(「田畑に種をまく」の意味)から、要素的な物をばらばらにして
「つまびらかにする」を意味する「審」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「つまび(らか)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」、「あきら」
画数
「15画」
部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
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