「謹/謹」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「謹」は中学生で習います。「謹」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つつしむ」
ア:「間違いや深く考えずに行動したり言ったりする事がないように
気をつける」、「注意深くする」
イ:「相手に対して礼儀正しく丁寧な態度を取る」、
「尊敬する態度を表す」(例:謹賀)
ウ:「禁止する」
②「つつしみ(つつしむこと)」
③「つつしんで(相手に対して礼儀正しく丁寧な態度を取るさま、
尊敬する態度をとるさま)」
[謹・慎の使い分け](つつしむ)
「謹」・・・「相手に対して礼儀正しく丁寧な態度を取る」(例:謹んで申し上げます)
「慎」・・・「控え目にする」(例:酒を慎む)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(言+黄+土)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつしんで)言う」の意味)と「人が腰に黄色の玉をつけた象形と土地の
神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(「粘土をねりこめる」の意味)から、
「言葉をねりこめて控えめにする」を意味する「謹」という漢字が成り立ちました。
※「謹」は「謹」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「謹」は「謹」の略字です。
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読み
音読み:「キン」
常用漢字表外:「コン」(謹のみ)
訓読み:「つつし(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「き」、「すすむ」、「ちか」、「なり」、「のり」、「もり」
画数
「17画」(謹)
「18画」(謹)
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
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