「津」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「津」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つ」
ア:「港(みなと)」、「船着き場」
イ:「渡し船の発着する所」(例:津渡)
ウ:「人の多く集まる所」、「人の多く集まる地域」
②「岸(きし)」、「崖(がけ)」
③「集まる」
④「重要なこと」、「重要な場所」(例:津要)
⑤「方法」、「手段」(例:津梁)
⑥「植物などからにじみ出る汁(しる)」(例:津液)
⑦「人体から出る汁。あせ・涙など」(例:津液)
⑧「しみでる」、「あふれる」
⑨「潤う(水分が行き渡る)」
|
|
成り立ち |
|
形声文字です(氵(水)+聿)。「流れる水」の象形と「手で筆記用具を
持つ」象形(「筆」の意味だが、ここでは、「進(シン)」に通じ(同じ読み
を持つ「進」と同じ意味を持つようになって)、「すすむ」の意味)から、
「水を進む船の発着所」を意味する「津」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「シン」
訓読み:「つ」
常用漢字表外:「しる」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ず」、「わた」
画数
「9画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |