「昧」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「昧」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「くらい(暗)」
ア:「夜など、光が少なくて暗い」(例:昧昧)
イ:「光が少なくて物がよく見えない」
ウ:「物事の正しい順序・そうなった理由をわかっていない」
(例:愚昧)
エ:「愚か(頭の働きが鈍い、考えが足りない、未熟)」(例:愚昧)
②「夜明け」、「夜明けの光が少なくて暗い時」(例:昧爽)
③「かすかな」、「ごく小さい」(例:草昧)
④「冒(おか)す(危険や困難を覚悟のうえで、あえてする)」(例:昧死)
⑤「はっきりしない」、「確かでない」(例:曖昧)
⑥「梵語の音訳(外国語を漢字で書き表す事)」(例:三昧)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(日+未)。「太陽」の象形と「木に若い枝が
伸びた」象形(「若い、まだ小さい、はっきり見えない」の意味)から、
「暗い」、「夜明け」を意味する「昧」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「マイ」
常用漢字表外:「バイ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「くら(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「くらし」、「やみ」、「よ」
画数
「9画」
部首
「日(にち、にちへん(日偏)、ひ、ひへん(日偏))」
「日」を含む漢字一覧
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「曖」、「暗」、「夜」
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