「小」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「小」は小学1年生で習います。「小」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「ちいさい」(反意語:大)
ア:「ある物が狭い空間や場所しか占めていない。お。こ。しょう。」
(例:小さい家、小川、小石、縮小)
イ:「量・数が少ない」(例:儲けが小さい)
ウ:「程度が僅(わず)かである。少し。お。こ。しょう。」
(例:温度差が小さい、小暗い、小降り、小異)
エ:「規模が普通以下である」(例:小さい会社)
オ:「心が狭い」(例:気が小さい)
カ:「あまり重要でない」(例:小さい事で悩む)
キ:「年齢が少ない。幼い。」(例:小さい子供)
ク:「控え目である。しょう。」(例:小さくまとまった態度、小生)
ケ:「金銭の単位が下である」(例:一万円札を小さくする)
②「ほぼ(全部あるいは完全にではないが、それに近い状態で
あるさま。だいたい。約。)」(例:小一時間)
③「軽く扱う(大切に思わない)」、「ばかにする」(例:小ざかしい、小利口)
④「身分が低い」(例:小身、小臣、小人)
⑤「小さくする」
⑥「小さい物」、「つまらない(面白くない、価値のない)物」
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成り立ち |
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象形文字です。「ちいさな点」の象形から「ちいさい」を意味する
「小」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「ちい(さい)」、「こ」、「お」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「さ」、「ささ」、「ちいさ」、「わか」
画数
「3画」
部首
「小・⺌(しょう、しょうがしら(小頭)、なおがしら(尚頭))」
「小・⺌」を含む漢字一覧
部首解説:
「小」と「少」は起源的にも共通し、「小」、「少」をもとにして、
「小さい」、「少ない」の意味を含む漢字ができている。「尙⇒尚」の
ように旧字体では「小」だった部分が新字体で「⺌」となる漢字がある。
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書き順・書き方 |
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