「嘗」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「嘗」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「なめる」
ア:「舌の先で味をみる」(例:臥薪嘗胆)
イ:「経験する」
②「こころみる( 実際に効力・効果などをためすために行う)」(例:嘗試)
③「かつて(以前、いままでに)」
④「新しく取れた穀物を神に供える祭り。秋の祭り」(例:新嘗祭)
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成り立ち |
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形声文字です(尚+旨)。「神の気配の象形と屋内で祈る象形」
(「請い願う」の意味だが、ここでは、「当(當)」に通じ(同じ読みを
持つ「当(當)」と同じ意味を持つようになって)、「当てる」の意味)と
「さじの象形と口の象形」(さじで口に食物を流し込む事から、「うまい」
の意味)から、「旨い物を舌に当てる」、「味わう」を意味する「嘗」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」、「ジョウ」
訓読み:「かつ(て)」、「こころ(みる)」、「な(める)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
①「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
②「小・⺌(しょう、しょうがしら(小頭)、なおがしら(尚頭))」
「小・⺌」を含む漢字一覧
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