「橘」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「橘」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「陰暦(旧暦)五月の別名」
②「たちばな」(同意語:桔)
ア:「普通のみかんより小さく、皮は黄色で薄く、酸味が強い。
日本で古くから栽培され、現在は山陰地方から北陸地方に
みられる。」
イ:「みかん類の総称」(例:柑橘)
ウ:「四姓の一つ。」
※四姓とは、源氏,平氏,藤原氏,橘氏の4氏の事を言う。
平安、鎌倉、室町時代の代表的な氏(血統を同じくする集団)
であった。
エ:「カラタチバナ(ヤブコウジ科の常緑低木。暖地に自生。
高さ30~60センチ。葉は長くて先がとがり、厚い。夏、白色
の小花を開き、実は球形で、熟すと赤い)の別名。観賞用
として鉢で栽培される。」
オ:「家々で定めている紋章(マーク)の名前。タチバナの葉と実とを
組み合わせて描いたもの」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(木+矞)。「大地を覆う木」の象形と「台座にたてた
矛の象形」(「突き刺す」、「おどかす」の意味)から「人をおどかすような
とげのある、たちばな」を意味する「橘」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キツ」
訓読み:「たちばな」
画数
「16画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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