「茅」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「茅」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かや(屋根材や飼料や肥料などに利用されてきた、イネ科あるいは
イネ科およびカヤツリグサ科の草。代表的なものにチガヤ、スゲ、
ススキがある。)」
②「ち・チガヤ(イネ科チガヤ属の植物。日当たりのよい空き地に一面に
はえ、白い穂(実をつけるほうきのような形をした部分)を出す)」
③「かやを刈る」
④「かやで覆った屋根。また、その家。」
⑤「薄暗い」
⑥「つとめる(与えられた仕事をする)(務)」
⑦「とち(トチノキ科の落葉高木。葉は7枚の小葉をそなえ、夏、
淡黄色の花をつけ、実は栗に似て、食用となる)の実」
⑧「どんぐり(ブナ科の、特にカシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木
の果実の総称)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+矛)。 「並び生えた草」の象形と「長い柄の頭に
鋭い刃をつけた武器」の象形(「矛」の意味)から、矛のように突き出た草
「かや」を意味する「茅」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ボウ(バウ)」、「モウ(マウ)」
訓読み:「かや」、「ち」、「ちがや」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」
画数
「8画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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