「得」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「得」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「える(うる)」(反意語:失)
ア:「手に入れる」、「自分のものとする」(例:取得、拾得)
イ:「欲張る」、「むさぼる(飽きる事なく欲しがる)」
ウ:「知る」、「悟る(理解する)」(例:納得)
エ:「足りる」
オ:「満足する」(例:得意)
カ:「かなう」、「合う」、「つぼにはまる」、「うまくいく」
キ:「親しむ」、「気が合う」、「気に入る」
②「う(~できる)」
③「利益」、「もうけ」(反意語:損)
④「徳のある人(一緒にいて安心できる人、頼りたくなる人)」
⑤「徳とする(感謝する)」
[得・能の使い分け](できる)
「得」・・・「機会や便宜(運)に恵まれてできる。」
「能」・・・「能力があってできる。」
[得・獲の使い分け](える)
「得」・・・「手に入れる、自分のものにする。」(例:信頼を得る)
「獲」・・・「狩りをして魚や鳥獣を捕える、捕まえる。」(例:魚を獲る)
[得・徳の使い分け](とく)
「得」・・・「利益、もうけ」(例:お買い得)
「徳」・・・「値打ちがある、好結果」
(例:早起きは三文の徳、お徳用)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(彳+貝+又)。「十字路の左半分」の象形
(「道を行く」の意味)と「貝(貨幣)と手」から、歩いて行って貨幣を
「手に入れる」を意味する「得」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「トク」
訓読み:「え(る)」、「う(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あり」、「なり」、「のり」、「やす」
画数
「11画」
部首
「彳(ぎょうにんべん(行人偏))」
「彳」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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