「親」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「親」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おや(子を新しく作り出す行為を行い、子を作り出した男・女)」
(例:両親)
②「したしい」
ア:「互いに打ちとけて仲が良い」(例:親友)
イ:「近い」、「血筋(血のつながり)が強い」
③「したしむ」
ア:「互いに打ちとけて仲が良くなる」
イ:「近づく」
ウ:「いつも接して慣れる」(例:読書に親しむ)
エ:「かわいがる」
④「したしく(自分で物事を行うさま)」(例:親書)
⑤「したしみ(仲が良いと思う気持ち)」(例:親近感)
⑥「思いやり」
⑦「身内(親戚、親族)」、「身寄り(身を寄せる所)」
⑧「大きい物」(例:親指)
⑨「ゲームの中心となる人」
⑩「基(物事が成り立っている基礎になるもの)」(例:親芋)
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成り立ち |
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形声文字です。「大きな目の人」の象形(「見る」の意味)と「入れ墨をする
為の針の象形と大地を覆う木の象形」(「木の切り口」の意味だが、
ここでは、「進」に通じ、「進む」の意味)から「進んで目をかける」を意味し、
そこから、「おや」を意味する「親」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シン」
訓読み:「おや」、「した(しい)」、「した(しむ)」
常用漢字表外:「ちか」、「のり」、「ぎ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いたる」、「ちかし」、「なる」、「み」、「みる」、
「もと」、「よし」、「よしみ」、「より」
画数
「16画」
部首
「見(みる)」
「見」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「兄」、「姉」、「弟」、「妹」
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書き順・書き方 |
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