「冷」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「冷」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「ひえる(つめたくなる)」
②「ひやす(つめたくする)」
③「さめる(熱せられたものの温度が下がる)」
④「さます(つめたくする)」
⑤「つめたい」、「ひややか」
ア:「寒い」、「涼しい」
イ:「ぞっとする」、「ひんやりする」
ウ:「ひやかす(相手を怒らせたり、困らせたり、恥ずかしがらせたり
するような事を、言ったりしたりして面白がる事。からかう。
ばかにする。)」
エ:「情が薄い」(例:電話対応が冷たい)
⑥「清い」、「すがすがしい」(例:清冷)
⑦「落ちぶれる」、「おとろえる」
日本のみで用いられる意味
⑧「ひや(つめたい飲食物)」(例:ひや飯)
⑨「ひえ」
ア:「気温が下がる事」
イ:「身体がひえる事」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(冫+令)。「氷の結晶」の象形と「頭上に頂く
冠の象形」と「ひざまずく人」の象形(「神意を聞いて、すがすがしい」
の意味)から、すがすがしい氷を意味し、そこから、「ひえる・つめたい」
を意味する「冷」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「レイ」
訓読み:「つめ(たい)」、「ひ(える)」、「ひ(や)」、「ひ(やす)」、
「ひ(やかす)」、「さ(める)」、「さ(ます)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「きよ」、「すず」、「すずし」
画数
「7画」
部首
「冫(にすい(二水))」
「冫」を含む漢字一覧
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「怜」、「令」、「玲」、「伶」、「零」
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書き順・書き方 |
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