「寒」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「寒」は小学3年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「さむい」
ア:「温度の低くて嫌な感じがする」(例:冬は寒い)
イ:「嫌な感じがする程、温度が低い」
ウ:「恐ろしさなどで震え上がる」(例:背筋が寒くなる)
エ:「寂しい気持ちになる」(例:冷たい返事に心が寒くなる)
オ:「内容・中身が十分でない」(例:お寒い始末書)
カ:「面白くない」(例:寒いジョーク)
キ:「金銭が不足している」(例:懐が寒い)
②「冷たい」、「さむさ(さむいこと)」(例:厳寒)
③「おののく(恐ろしさ・寒さ・興奮等の為に、体や手足が震える)」、
「ぞっとする」、「恐れる」
④「凍(こご)える」、「冷える」
⑤「冷やす」、「冷たくする」
⑥「貧しい」、「卑(いや)しい」、「身分が低い」(例:貧寒)
⑦「寂しい」、「さむざむとした」(例:寒山)
⑧「二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春まで
の間。1月6日頃から2月4日頃までの約30日間」
※二十四節気とは、季節を正しく示す為に用いた語で、一年を
二十四等分し、それぞれに季節の名称を与えた。
⑨「苦しい」、「苦しむ」、「悩む」
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成り立ち |
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会意文字です。「家屋・屋根」の象形と「人」の象形と「枯れ草」の
象形と「氷」の象形から、寒さに凍え、枯れ草に身をまるくする人、
すなわち「こごえる・さむい」を意味する「寒」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カン」
訓読み:「さむ(い)」
常用漢字表外:「いや(しい)」、「さび(しい)」、「まず(しい)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ふゆ」
画数
「12画」
部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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