「歴/歷」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「歴」は小学4年生で習います。「歷」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順(歴) |
意味 |
①「へる(経)」、「過ぎる」(例:歴戦)
②「経過してきた事柄」(例:経歴、履歴)
③「越える」
④「交える」
⑤「乱れる」(例:歴乱)
⑥「順序立てる(筋道を立てる)」、「整える」
⑦「数える」(例:歴数)
⑧「かず(数)」
⑨「選ぶ」
⑩「ことごとく(すべて)」、「あまねく(広く)」(例:歴象)
⑫「次々に」、「ひとつひとつ」(例:歴訪)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(厤+止)。「屋内に稲(いね)を整然と並べた」象形と
「立ち止まる足」の象形から、整然と並べた稲束を数え歩く事を意味し、
そこから、「すぎる」・「かぞえる」を意味する「歴」という漢字が成り立ちました。
※「歷」は「歴」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「歴」は「歷」の略字です。
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読み
音読み:「レキ」
常用漢字表外:「リャク」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「へ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「つぐ」、「つね」、「ちか」、「ひさ」、「ふる」、「ゆき」
画数
「14画」(歴)
「16画」(歷)
部首
①「厂(がんだれ(雁垂)、かりがね)」
「厂」を含む漢字一覧
② 「止(とめる、とめへん(止偏))」
「止」を含む漢字一覧
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書き順・書き方(歴) |
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