「混」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「混」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「まじる(ある物の中に種類や性質の異なる別のものが入り込む)」、
「まざる」、「入り乱れる」(例:混入)
②「こむ(1つの所で多くの人や物が集まりいっぱいになる、
物事が1度に重なる)」(例:混雑)
③「まぜる(ある物の中に種類や性質の異なる別の物を入れる)」、
「まぜ合せる」(例:混合)
④「にごる(濁)」、「にごす」(例:混濁)
⑤「合わせて1つにする」(例:混同)
⑥「物が1つになって分かれてないさま」、
「はっきりと区別のつかないさま」(例:混然)
⑦「水が豊かに流れるさま」(例:混混)
[交・混の使い分け](まじる)
「交」・・・「溶け合わずにまざる、十字に交わる。」
(例:若者の中に老人が交じる)
「混」・・・「2つ以上の物が溶ける。」(例:血が混じる)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+昆)。「流れる水」の象形と「足の多い虫」
の象形(「群がり集まる虫」の意味)から、群がり集まってくる水を意味し、
そこから「まじる」を意味する「混」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コン」
訓読み:「ま(じる)」、「ま(ざる)」、「ま(ぜる)」、「こ(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「むら」、「むろ」
画数
「11画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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