「富/冨」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「富」は小学5年生で習います。「冨」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「とむ」
ア:「財産や物などが、多くなる」(例:殷富)
イ:「多くある」、「豊か」、「満ち足りている」(例:豊富)
②「とませる(豊かにする)」(例:富国強兵)
③「とみ(財産)」、「財産が多くある事」(例:富豪、巨富)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(宀+畐)。「屋根(家屋)」の象形と「神に供える酒だるの
ふっくらした」象形から、家に物が豊かにそなわる、すなわち、「豊か」、
「満ち足りている」を意味する「富」という漢字が成り立ちました。
※「冨」は「富」の略字です。
※「冨」と「富」は同字(漢字の形は異なるが、同じ意味で、国の
規則(決まり)では認められている漢字)です。
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読み
音読み:「フ」、「フウ」
訓読み:「と(む)」、「とみ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あつ」、「あつし」、「さかえ」、「とます」、「とめり」、「とめる」、
「とよ」、「ひさ」、「ふく」、「みつる」、「ゆたか」、「よし」
画数
「12画」(富)
「11画」(冨)
部首
「冨」の部首
「冖(わかんむり(ワ冠)、べきかんむり(冖冠))」
「冖」を含む漢字一覧
「富」の部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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