「傷」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「傷」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「きず」
ア:「切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり
破れたりした部分」(例:負傷)
イ:「物の表面にヒビ(亀裂)が入ったり、欠けたりした部分」
ウ:「人の行為・性質・外見などや物事の不完全な部分」、「欠点」
エ:「不名誉なこと」、「恥ずべきこと」
オ:「心に受けた痛み」
②「きずつく」、「きずつける」
③「破る」、「破れる」
④「そこなう」
ア:「物を壊してダメにする」、「傷つける」
イ:「悪口を言う」(例:中傷)
ウ:「身体の調子を悪くする」
⑤「いたむ」
ア:「傷がいたむ」
イ:「心が傷つく」、「悲しむ」、「よくないことになるのでは
ないかと心配する」、「かわいそうに思う」
⑥「痛める」
[痛・傷・悼の使い分け](いたむ)
「痛」・・・「心や体の苦しみ」(例:歯が痛む)
「傷」・・・「傷や破損」(例:体を傷める、道路が傷む)
「悼」・・・「人の死についての悲しみ」(例:母を悼む)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です。「横から見た人」の象形と「矢の象形と太陽が
地上に上がる象形」(「きず」の意味)から、「きず」、「いたむ」を
意味する「傷」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「いた(む)」、「いた(める)」、「きず」
常用漢字表外:「そこ(なう)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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