「障」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「障」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「へだてる」
ア:「物の間に距離をおく」
イ:「人との繋がりを弱くする為に距離をおく」
ウ:「物を間に置いて、さえぎる」、「仕切る」
エ:「時間的に距離をおく」、「年月がたつ」
②「さわる(差し支える、都合の悪いことが起こる)」
(例:深酒は身体に障る、気に障る)
③「ふさぐ(塞)」
④「防ぐ」
⑤「さえぎる」、「はばむ」
⑥「防ぎ守るもの」(例:障壁)
ア:「つつみ(土手、堤防)」
イ:「とりで」、「要塞」
ウ「かきね(垣根)」
エ:「幕」、「ついたて」
⑦「さわり(邪魔、都合の悪い事、物事の進行を妨げるような事情)」(例:障害)
[障・触の使い分け](さわる)
「障」・・・「差し支える(都合の悪い事が起こる)」(例:健康に障る)
「触」・・・「ふれる」(例:手で触る)
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成り立ち |
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形声文字です。「段のついた土山」の象形(「丘」の意味)と「墨だまりの
ついた大きな入れ墨ようの針」の象形(「しるし」の意味だが、ここでは
「倉(ショウ)」に通じ(同じ読みを持つ「倉」と同じ意味を持つように
なって)、「かくしおおう」の意味)から、丘でかくし「へだてる」を意味
する「障」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「さわ(る)」
常用漢字表外:「ふせ(ぐ)」、「へだ(てる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
「阝・阜(こざとへん(小里偏))」
「阝(阜)」を含む漢字一覧
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