「諮」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「諮」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はかる・問う(上の者が下の者に相談する)」(例:諮問)
[計・測・量・図・謀・諮の使い分け](はかる)
「計」・・・「数や時間を数える、まとめて考える。」
(例:時計を計る、国の将来を計る)
「測」・・・「一定の尺度ではかる。」(例:距離を測る)
「量」・・・「重さや体積をはかる。」(例:体重を量る)
「図」・・・「物事を行おうとして色々と考える。」(例:合理化を図る)
「謀」・・・「何かを行おうと計画を立てる。」(例:脱走を謀る)
「諮」・・・「相談する。」(例:会議に諮る)
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成り立ち |
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形声文字です(言+咨)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつしん)で言う」の意味)と「口の象形と人が吐息をついている象形」
(吐息をついて嘆くの意味だが、ここでは、「斉(シ)」に通じ(同じ読みを
持つ「斉」と同じ意味を持つようになって)、「相談する」の意味)から、
「はかる・問う(上の者が下の者に相談する)」を意味する「諮」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シ」
訓読み:「はか(る)」
常用漢字表外:「と(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「16画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
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