「携/攜」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「携」は中学生で習います。「攜」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たずさえる」
ア:「手にさげて持つ」
イ:「身につける」、「持ち歩く」(例:携帯)
ウ:「引き連れる」、「連れてゆく」
エ:「手を取り合う」、「協力する」(例:手を携える、連携、提携)
②「連なる」(例:連携)
③「離れる」、「そむく」、「離す」(例:携弐)
日本のみで用いられる意味
④「たずさわる」
ア:「ある物事に関係する(つながりを持つ)」
イ:「手を取り合う」
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成り立ち |
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形声文字です(扌(手)+嶲)。「5本の指のある手」の象形と「草の芽生え
の象形と尾の短いずんぐりした小鳥の象形と窓に光がさして明るいさま
を表す象形」(「鳥の名(ほととぎす・つばめ)」の意味を表すが、ここでは
「系(ケイ)」に通じ(同じ読みを持つ「系」と同じ意味を持つようになって)、
「つなぐ」の意味)から、「手をつなぐ」、「たずさえる(さげもつ、身に
つける、引き連れる)」を意味する「携」という漢字が成り立ちました。
※「携」は「攜」の略字です。
※「攜」は「携」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ケイ」
訓読み:「たずさ(える)」、「たずさ(わる)」
常用漢字表外:「はな(れる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」(携)
「21画」(攜)
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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