「貢」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「貢」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「みつぐ」
ア:「金や物を与えて助ける」、「金品を差し出して生活の面倒をみる」
イ:「君主(国を治めている人)や支配者に金品や地方の産物を差し上げる」
②「みつぎ(みつぎ物、支配されている者が差し出す金品や物)」
③「夏代の税法の1つ。1人の男が五十畝(ボ)の田地からあがる収穫の
十分の一を納める」
④「人材を推薦する」
⑤「ついえる」、「負ける」
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成り立ち |
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形声文字です(工+貝)。「にぎる所のある、のみ(鑿)又は、さしがね」の
象形(「工作する」の意味だが、ここでは、「共(ク)」に通じ(同じ読みを
持つ「共」と同じ意味を持つようになって)、「ささげる」の意味)と
「子安貝(貨幣)」の象形(「財貨」の意味)から、「財貨をささげる」、
「みつぐ(金や物を与えて助ける)」を意味する「貢」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ク」、「コウ」
訓読み:「みつ(ぐ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「すすむ」、「つぐ」、「み」、「みつぎ」、「みつぐ」
画数
「10画」
部首
①「工(え、こう、たくみ、たくみへん(工偏))」
「工」を含む漢字一覧
②「貝(かい、かいへん(貝偏)、こがい)」
「貝」を含む漢字一覧
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