「渇/渴」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「渇」は中学生で習います。「渴」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かわく」
ア:「のどに水分がなくなって、水分が欲しくなる」
イ:「(のどがかわいて水を欲しがるように)激しく欲しがる」、
「強く希望する」(例:渇望)
ウ:「満たされぬ気持ちが、いらだたしいほど高まる」
②「かわかす(のどに水分がなくなって、水分が欲しくなる)」
③「かわき」
ア:「のどに水分がなくなって、水分が欲しくなる事」
イ:「求めても得られず、欲望・欲求が高まること」
④「かれる(水がなくなる)」(例:枯渇)
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成り立ち |
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形声文字です(氵(水)+曷)。「流れる水」の象形と「口と呼気の象形と
死者の前で人が死者のよみがえる事を請い求める象形」(「祈りの言葉
を言って、幸福を求める」の意味だが、ここでは、「割(カツ)」に通じ(同じ
読みを持つ「割」と同じ意味を持つようになって)、「たちきる」の意味)
から、「水が尽きる」、「のどがかわく」を意味する「渇」という漢字が
成り立ちました。
※「渴」は「渇」の旧字(以前に使われていた字)です。
※「渇」は「渴」の略字です。
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読み
音読み:「カツ」
訓読み:「かわ(く)」
常用漢字表外:「むさぼ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「11画」(渇)
「12画」(渴)
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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