「棟」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「棟」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「むね(家屋の最も高い所。両面の屋根と屋根とがあう最上部。)」
②「むなぎ」
ア:「むねに渡す木材。家屋の構造上、主要なもの」
イ:「牛車 (ぎっしゃ) の屋形の上に、前後に渡した木」
ウ:「刃の峰(物を切る部分の反対側。刃の背)」
③「かしら」、「おさ」、「親分」、「主要な人物」(例:棟梁)
④「星の名前。北斗星の南にあたる。」
⑤「長いむねの建物」(例:病棟)
日本のみで用いられる意味
⑥「むね(家屋を数える語)」
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成り立ち |
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形声文字です(木+東)。「大地を覆う木」の象形と「袋の両端をくくった」
象形(重い袋を動かすさまから、万物を眠りから動かす太陽の出る方角
「ひがし」の意味だが、ここでは、「重」に通じ(「重」と同じ意味を持つ
ようになって)、「おもい」の意味)から、家屋の中で最も重要な部分
「むね」を意味する「棟」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「トウ」
訓読み:「むな」、「むね」
常用漢字表外:「かしら」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「すけ」、「たか」、「たかし」、「みね」、「むなぎ」
画数
「12画」
部首
「木(き、きへん(木偏))」
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