「詣」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「詣」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いたる(至)」
ア:「行く」、「進む」、「到着する」
イ:「学問などが深い境地(場所)まで進む」(例:造詣)
日本のみで用いられる意味
②「もうでる」
ア:「神仏にお参りする」(例:参詣)
イ:「貴人(身分・地位の高い人)のもとへ行く」
※参るとは、「行く」の謙譲語で行く先方を尊敬する意味を表します。
※謙譲語は、動作を行なう受け手を高める敬語です。
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成り立ち |
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形声文字です(言+旨)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつしんで)言う」の意味)と「さじの象形と口の象形」(口にさじで
食物を流しこむさまから、「うまい」の意味だが、ここでは、「指(シ)」に
通じ(同じ読みを持つ「指」と同じ意味を持つようになって)、「うまいもの
に人差し指をつける」の意味)から、「いたる」を意味する「詣」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ケイ」
訓読み:「もう(でる)」
常用漢字表外:「いた(る)」、「まい(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「いたる」、「ゆき」
画数
「13画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
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「至」、「参」
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