「汐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「汐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しお」
ア:「月や太陽の引力によって海水が一定の時間に満ちたり
引いたりする現象。特に夕方の海水の昇降を言い、
朝の海水の昇降を潮というのに対する」、「うしお」
イ:「引きしお」、「干潮(海水面が低く下がりきった状態)」
ウ:「海水」
エ:「海流(海水の流れ)」
オ:「事をするのによい機会」(例:汐時)
カ:「愛嬌(かわいらしいこと、人に好かれるような言葉・振る舞い)」
キ:「江戸時代,大坂新町の遊女の階級で、鹿恋(かこい)の次、
影の上の位。」
※遊女とは、歌や踊りにより客を楽しませ、客との性行為(子作りを
する際に使用する性器を使った行為)をも行う女の事を言います。
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+夕)。「流れる水」の象形と「月の半ば
見える」象形(「日暮れ」の意味)から、「夕方に起こる海水の昇降、しお」
を意味する「汐」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セキ」
訓読み:「うしお」、「しお」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「きよ」
画数
「6画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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