「脂」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「脂」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あぶら(水に溶けず、水よりも軽い燃やす事のできる物質の
総称。動物性・植物性・鉱物性がある。)」
②「あぶらぎる」(同意語:肪)
ア:「表面に①が浮かび出る」
イ:「しつこい感じがする」
③「あぶらがのる」
ア:「魚や鳥などが季節によって脂肪が増え、味が良くなる」
イ:「調子が出て仕事や勉強が順調に進む」
③「あぶらをさす(あぶらを入れる)」、「あぶらを塗る」
④「樹木のやに(植物が出す混合物質)」(例:樹脂)
⑤「べに(紅色の着色料)」、「口紅」(例:脂粉)
[油・脂の使い分け](あぶら)
「油」・・・「気温が15度~25度の時に液体状のもの」(例:ごま油)
「脂」・・・「気温が15度~25度の時に固体状のもの」(例:脂肪)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(月(肉)+旨)。「切った肉」の象形と「さじの象形と
口の象形」(口にさじで食物を流し込むさまから、「うまい」の意味)から、
肉のうまみを意味し、そこから、「あぶらがのる」、「あぶら」を意味する
「脂」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シ」
訓読み:「あぶら」
常用漢字表外:「べに」、「やに」
画数
「10画」
部首
「月(つき、つきへん(月偏)、にくづき(肉月))」
「月」を含む漢字一覧
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