「興」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「興」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おこる」、「たつ」
ア:「始まる」、「新たに生じる」
(例:勃興)
イ:「盛んになる」、「栄える」、「奮い立つ(気力がみなぎる・盛ん
になる)」、「立ち上がる」(例:再興)
②「おこす」
ア:「始める」、「発生させる」
イ:「盛んにする」、「奮い立たせる」
ウ:「引き立てる(元気づけて、力を出させる)」
エ:「挙用する(下の地位にいた人を上の地位にとりたてて使う)」
③「喜ぶ」、「楽しむ」
④「喜び」、「楽しみ」(例:余興)
⑤「詩経の六義の1つ。まず、自然界のある物事を例えにして歌い、
その後で、歌おうとする自分の気持ちを歌うもの。」
[起・興の使い分け](おこす、おこる)
「起」・・・「立ち上がる」、「物事をおこす」
(例:寝た子を起こす、事件を起こす)
「興」・・・「はじまる」、「新たに生ずる」、「盛んになる」
(例:家を興す、国が興る)
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成り立ち |
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会意文字です(舁+同)。「4つの手」の象形(「4つの手で物をあげる」の
意味)と「上下2つの筒」の象形(同じ直径のつつが「あう・同じ」の意味)から、
力を合わせて物をあげる事を意味し、そこから、「おこす」、「始める」、
「よろこぶ」を意味する「興」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キョウ」、「コウ」
訓読み:「おこ(す)」、「おこ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「おき」、「き」、「さかり」、「さかん」、「さき」、「とも」、「ふか」、「ふさ」
画数
「16画」
部首
①「臼・𦥑(うす)」
「臼・𦥑」を含む漢字一覧
②「八(は、はち、はちがしら(八頭))」
「八」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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