「鄭」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鄭」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「丁寧。細かい所まで気を配る(注意する)事。」(例:鄭重)(同意語:丁)
②「懇(ねんご)ろ。心がこもっている様(さま)。親切な様(さま)。」
③「重なる」(例:鄭重)(同意語:丁)
④「国名」
ア:「中国の周の時代の国名。周の宣王(せんおう)の弟が任されて
建てた国。紀元前375年に韓に滅ぼされた(紀元前806年-
紀元前375年)」
イ:「中国の隋(ずい)の時代に王世充の建てた国。唐に滅ぼされた。
今の河南省内(619年-621年)。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(奠+阝(邑))。「酒を入れる器の象形と横棒」
(「神に酒を供えて祭る」の意味)と「特定の場所を示す文字と座り
寛(くつろ)ぐ人の象形の変形したもの」(「人が群がり寛ぎ住む所」、
「村」の意味)から、神に酒を供える場所を意味し、そこから、
「細かい所まで気を配る事、親切な様(さま)」を意味する「鄭」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョウ(ヂャウ)」、「テイ」
訓読み:「ねんご(ろ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「くに」
画数
「15画」
部首
「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
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