「鍬」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鍬」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「くわ(刃の付いた平たい鉄の板に柄を付けた物。田・畑を掘って
土を出したり、土の中の雑草の根を切るのに用いる。)」
②「すき(手と足の力を利用して、土を掘って出す為の道具。
幅の広い刃に、まっすぐな柄を付けた物。)」(同意語:鋤)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+秋)。「金属の象形とすっぽり覆うさま(様)
を表した文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土の
中に含まれる「金属」の意味)と「穂先が茎の先端に垂れかかる
象形(「稲」の意味)と燃え立つ炎の象形(「火」の意味)と亀(かめ)
の象形(「亀」の意味)」(亀の甲羅に火をつけて占いを行う事を
表し、その亀の収穫時期が「秋」だった事と、穀物の収穫時期が
「秋」だった事から「秋」の意味)から秋に土の中の野菜を取る為に
用いる金属の道具「くわ」を意味する「鍬」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ショウ」
訓読み:「くわ」、「すき」
画数
「17画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
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