「鍛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鍛」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「きたえる」
ア:「高温で熱した金属を繰り返し打ったり水で冷やしたりして
硬度・密度などを高め、良質なものにする」(例:鍛治)
イ:「物事を理想的な状態にまで高める」、
「練習を繰り返し行い、技術や身体・精神力を高める」
ウ:「役人が罪をでっちあげて(作り上げて)人を罪におとしいれる事」
エ:「いじめる」
②「破る」
③「物をたたく工具でうちやぶる」
④「砥石(といし-刃物や石材などをこすってよく切れるようにしたり、
なめらかにする石)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+段)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字と
土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土中に含まれる「金属」の
意味)と「岩石や崖に区切りをつけた象形と手に木のつえを持つ象形」
(「崖などを加工する」の意味)から、「金属を加工してきたえる」を意味する
「鍛」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「タン」
訓読み:「きた(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かじ」、「かたし」、「かぬち」、「きたえ」
画数
「17画」
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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