「貞」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「貞」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「うらなう(占)」、「占って神の意見を伺う」
②「易(占い)の卦(カ-占いの時に木に現れる形)の内卦(下3つの形)」
(反意語:悔(外卦)(上3つの形))
③「ただしい(正)」、「心が正しい」、「本当のこと」
④「みさお正しい」
ア:「自分の意志や主義・主張を貫いて、誘惑や困難に負けないこと」
(例:貞操)
イ:「女性が夫以外の男性に身や心を許さないこと」(例:貞節)
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成り立ち |
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形声文字です(卜+鼎)。「占いの為に亀の甲羅や牛の骨を焼いて得られた
割れ目」の象形(「占う」の意味)と「鼎(かなえ-古代中国の金属製
の器)」の象形「鼎」の意味だが、ここでは、「聽(テイ)」に通じ(同じ読みを
持つ「聽」と同じ意味を持つようになって)、「よく聞く」の意味)から、
「占って問う」を意味する「貞」という漢字が成り立ちました。また、
「正」に通じ、「ただしい」の意味も表すようになりました。
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読み
音読み:「テイ」
常用漢字表外:「ジョウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ただ(しい)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「さだ」、「さだし」、「ただし」、「ただす」、「つら」、「みさお」
画数
「9画」
部首
「貝(かい、かいへん(貝偏)、こがい)」
「貝」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「正」、「占」、「偵」
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