「葛」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「葛」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「くず・かずら(山野に自生する草の一種。茎の繊維をとって布を
織るのに用い、根からはくず粉をつくる)」
②「くずの茎の繊維(細い糸状の物質)で織った布」(例:葛布)
(同意語:褐)
③「草木のつる(茎)」
④「古代の国名。今の河南省にあった。」
日本のみで用いられる意味
⑤「つづら」
ア:「くずのつる(茎)で作った衣服などを入れる箱形のかご」
イ:「衣服の表地と裏地の色の組み合わせの名前。
表は青黒色、裏は薄青色。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(艸+曷)。「並び生えた草」の象形と「口と
呼気の象形と死者の前で人が死者のよみがえる事を請い求める象形」
(「祈りの言葉を言って、幸福を求める、高く上げる」の意味)から、
木などにからみついて高く伸びていく草「くず」、「草・木のつる」を
意味する「葛」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カツ」
訓読み:「くず」
常用漢字表外:「かずら」、「かたびら」、「つづら」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「かず」、「かつら」、「かど」、「さち」、「つら」、「ふじ」
画数
「12画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
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