「狼」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「狼」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おおかみ(食肉目イヌ科の哺乳類。春から夏にかけて家族単位で
暮らし、冬には群れをつくって共同で狩りをし、大形のシカなども襲う)」
②「まともに見ていられないようなひどいやり方をするもの・人のたとえ」
(例:豺狼)
③「みだれる(乱)」、「乱れ散らばる」
④「あらい(荒)」、「荒々しい」
⑤「すさむ」、「すさぶ」
ア:「生活や心などが乱れて、穏やかでなくなる」
イ:「雨や風などの勢いが激しくなる」、「ひどくなる」
ウ:「物事の繊細さ・上品さが失われていいかげんになる」
エ:「1つの物事に集中しすぎて、心を奪われる」
⑥「東方にある星の名前。」
⑦「優しそうに装っているが、実際は恐ろしい人」
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成り立ち |
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形声文字です(犭(犬)+良)。「耳をたてた犬」の象形(「犬」の意味)と
「穀物の中から特に良いものだけを選び出す為の器具」の象形(「よい」
の意味だが、ここでは「浪(ロウ)」に通じ(「浪」と同じ意味を持つように
なって)、「なみ」の意味)から、押し寄せるなみのように群れをなして
おそう「おおかみ」を意味する「狼」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ロウ」
訓読み:「おおかみ」
画数
「10画」
部首
「犭(けものへん(獣偏)、いぬへん(犬偏))」
「犭」を含む漢字一覧
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